1990年代のエロ漫画(少年誌) | ||||||||||
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初期 | ||||||||||
■桂正和 | ||||||||||
有害コミック騒動以降、少年誌では従来のエロコメジャンルが激減。代わってストーリーを重視した、より必然性のあるエロスが求められるようになってきます。その筆頭が、桂正和「電影少女」だったように思う。 ただ、当時、その圧倒的な画力は衝撃でしたが、主人公が暗い上に話もシリアスなので、私は苦手でしたね。画力がエロを邪魔してるというか…ドキドキはするけど興奮はあまりしなかった印象。 特に尻描写に定評があり、90年代後半に連載された「I"s(アイズ)」でも人気を博しました。80年代で言及した萩原一至と共に、エロ担当として週刊少年ジャンプ黄金期を支えた一人。 | ダウンロード版 | |||||||||
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■山田こうすけ 柴山薫 あろひろし 山口譲司 おおめ裕一 飛鳥弓樹 | ||||||||||
エロコメ系では月刊少年チャンピオンで連載された山田こうすけ「おもちゃのYOYOYO」が比較的有名。上手いんだけどエロさを感じないB級感溢れる作風はともかく、露出の多さと過激度は高めでした。 作画的には柴山薫「ライバル」の方が魅力的で記憶に残ってますが、今読み返してみるとエロいのは序盤のみで、途中からただのスポ根漫画になってたのが残念。これも騒動の影響だったのかな。 他、主人公が美少女に変身するあろひろし「ふたば君チェンジ」や、マイナーどころでカジワラタケシ、山口譲司、おおめ裕一、飛鳥弓樹あたりも読みましたが…この辺はどれもイマイチ。 | ダウンロード版 | |||||||||
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■帯ひろ志 御童カズヒコ 小野敏洋 江川達也 | ||||||||||
90年代は児童誌がお色気を盛り込み始めた時期でもあり、特にコミックボンボンが積極的だったようです。中で有名なのは、帯ひろ志「がんばれゴエモン」シリーズや、御童カズヒコ「元祖温泉ガッパドンバ」など。 一方のコロコロコミックでは、別名義で成年漫画も描いている小野敏洋(上連雀三平)が活躍。「バーコードファイター」では男の娘ブームを児童誌で先取りするという離れ業を見せてます。(↓画像は男) 後期には江川達也も「魔動天使うんポコ」という「タルるーとくん」の焼き直し的な作品を連載してたり…。どれも基本ギャグ漫画でエロ漫画とは呼べませんが、これはこれで少年誌とは違った趣がありますね。 | ダウンロード版 | |||||||||
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中期 | ||||||||||
■岡野剛 あんど慶周 | ||||||||||
岡野剛・真倉翔「地獄先生ぬ〜べ〜」は少年誌らしいエロコメとして評価の高い作品ですが、基本的にはオカルト漫画なのでサービス回の割合は少なめ。巻数も多いので、今読むのはちょっときついかな。 ただ、作画的にも内容的にも、永井豪の影響が強く感じられ、80年代エロコメの系譜を最も色濃く受け継いだ作品、という気はします。小学生をここまで色っぽく描いた作家もなかなかいないでしょう。 2000年代には青年誌で本作のスピンオフ「霊媒師いずな」も描かれており、当時のファンは要チェック。ちなみに、エロギャグ漫画として90年代屈指のあんど慶周「究極!!変態仮面」もこの頃の少年ジャンプ連載作品。 | ダウンロード版 | |||||||||
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■高崎隆 野々村秀樹 林崎文博 黒岩よしひろ 臣士れい 新山たかし | ||||||||||
純粋なエロコメジャンルでは、月刊少年チャンピオン連載の高崎隆「オレってピヨリタン」がありますが、これはプレミアがついてる上に作画レベルもイマイチなので、あまりオススメできない。 絵的にはうたたねひろゆきっぽい作画の野々村秀樹・宮塢さなえ「OFFICE麗」や林崎文博「つきあってよ!五月ちゃん」が新しくて魅力的だけど、内容が今読むにはちょっと微妙かなぁ。 「五月ちゃん」は短いから買いやすいけど、全5巻のうち、1〜3巻と4〜5巻では内容も登場人物も全くの別物なので注意。評価が高いのは1〜3巻のみなので、読むならそこだけで十分。 個人的にエロかった記憶のある黒岩よしひろや臣士れいも、今読むとさっぱりだし…。90年代の作品は割と安いので、けっこう片っ端から読んでるんですが、80年代と比べて何か物足りなさを感じてしまう。 なので、いっそ児童誌寄りですが、ギャグ王で連載された新山たかし「半熟忍法帳」なんかの方が「お宝感」はあるかもしれない。ただ、これはこれで内容の割に中古価格が高すぎか。 新山たかしは、当時のゲーム少年には思い出深い「ドラゴンクエスト4コママンガ劇場」でもエロ担当として活躍。柴田亜美や衛藤ヒロユキが参加していた初期の4コママンガ劇場は大好きでしたね。 | ||||||||||
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後期 | ||||||||||
■赤松健 | ||||||||||
90年代後期…当時「金田一少年の事件簿」や「GTO」の人気でジャンプの部数を抜き、絶頂を迎えていた週刊少年マガジンに、萌え漫画の金字塔である赤松健「ラブひな」が連載されます。 「エロコメ」というより「サービスシーンが多めのラブコメ」なんですが、有害コミック騒動以降、ずっと迷走気味だった少年誌のエロ表現に、ようやく落としどころを見つけたのが、この作品だったと思う。 今読んでも完成度の高い傑作で、同人誌も大量に出てましたね。現在は、作者が立ち上げた絶版漫画無料配信サイト「マンガ図書館Z」にてタダで読めるので、未読の方は是非。 | ダウンロード版 | |||||||||
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■瀬口たかひろ 雨宮淳 柴山薫 カジワラタケシ みやすのんき | ||||||||||
エロメインでは、成年誌出身の瀬口たかひろ(まついもとき)「オヤマ!菊之助」が有名ですが、一話完結で全25巻は長すぎる。途中から絵柄も崩れだすし、今読むなら青年誌で描かれた「オレたま」とかの方が無難。 他、同じく成年誌出身の雨宮淳「ショッキングBOY」、後に成年誌にシフトする柴山薫「爆骨少女ギリギリぷりん」、魔乳作家・カジワラタケシ(にしまきとおる)などが有名どころ。 みやすのんきも久々に少年誌で描いてますが、いまいちピンとこなかった。90年代以降は、成年誌的な絵や表現を用いる作品が増えてくるんですが、少年漫画に求めてるエロってそういうんじゃないんだよなぁ。 | ダウンロード版 | |||||||||
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■秋田書店(週刊少年チャンピオン) | ||||||||||
2013年02月02日|エロ回顧録
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