2000年代のエロ漫画(成年誌)

2000年代のエロ漫画(成年誌)

僕が出来る限りの「かわいい」を詰め込んだマンガがこの[song]です。描いてて背中がむずがゆくなるようなマンガをずっと描きたいと思っていたので、実現出来てとても嬉しいです。とにかく「むぎゅう〜」が合い言葉。笑。(中略)描いた本人が言うのもなんですが彼等には一生いちゃいちゃしてて貰いたい、などと思ったりしています。笑。

加賀美ふみを「かわいいね」作品解説より
初期

■加賀美ふみを(かがみふみを)

 加賀美ふみをはロリータ系&ラブラブ和姦系で、私が歴代最高クラスの評価をしてる作家です。エロに携わる全ての人に彼の作品を読んで欲しい。ラブラブってのはこういうことだと分かるはず。

 特に「おんなのこ復刻版)」から続く「song」シリーズの出来が神がかってるんですが…作風が確立するのは次の「かわいいね」からなので、そこから「だいすき」「DREAM FITTER」と読み進むのがいいと思う。

 長編の「りんごの唄」は痛々しい話なので注意。また、成年向け最後の単行本となった「The Hard Core」は内容的にイマイチで、その後、作者はかがみふみを名義で一般誌で活躍しています。

「かわいいね」加賀美ふみを

加賀美ふみを
「かわいいね」より

加賀美ふみを
「かわいいね」より

加賀美ふみを
「DREAM FITTER」より

■師走の翁 きのした黎 魔訶不思議 甘詰留太 となみむか ZERRY藤尾

 他、ロリ系では、師走の翁の出世作「」、下手ウマ系のきのした黎魔訶不思議あたりがめぼしいところ。後に青年誌で人気を博す甘詰留太は、画力はともかく抜けなかった印象が強い。

 あと、好きだったのが、となみむかピンクの「…」」。この作品、フェラや百合ばかりで性交描写はまったくないんですが、少女漫画チックな絵柄やランジェリーに対する細部のこだわりが素晴らしかった。

 むちむち系では、90年代で言及した作家以外だと、抜群の画力とネームセンスが光っていたZERRY藤尾(山田穣)くらいかな。長編の「扉をコジあけて」は歪んだ愛の形をコミカルに描いた良作。

「宴」師走の翁
ダウンロード版

師走の翁
「宴」より

きのした黎
「妹館」より

ZERRY藤尾
「扉をコジあけて」より

■田中ユタカ 花見沢Q太郎 さのたかよし 後藤羽矢子 嶺本八美

 非成年では、この時期くらいまで田中ユタカの独壇場だった。特に「感じる?」「しあわせエッチ」あたりが傑作なので、純愛系で天下を取った作者の本領を味わいたければ、この辺を優先して読むべき。

 あとは、花見沢Q太郎とか、さのたかよし後藤羽矢子といった90年代で言及した作家が相変わらず好きだったんですが…新人では、嶺本八美LILLIPUTIAN BRAVERY」が一押し。

 これは寝取られモノとして有名な作品で、ロリ系ヒロインの彼女が快楽に溺れていく感じが上手く描けてました。まあ、作者は後に「COMIC LO」で活躍するので、そちらから読んだ方がいいかな。

「しあわせエッチ」田中ユタカ

田中ユタカ
「しあわせエッチ」より

花見沢Q太郎
「電動侍」より

後藤羽矢子
「インセストヘブン」より
中期

■ゼロの者 来鈍 月野定規 犬 Cuvie MGジョー 鬼ノ仁 東雲太郎

 むちむち系はこの時期、実妹モノが豊作。特にゼロの者わすれな」は、作者がデビュー以来、一貫してテーマにし続けてきた近親相姦物の集大成ともいえる内容で、絶妙の背徳感が味わえる。

 実妹モノは他、来鈍御家庭の快楽」、月野定規妄想ダイアリ〜」などがオカズとして優秀だった。「妄想ダイアリ〜」は表題作の中編以外は微妙ですが、この中編が個人的には作者の最エロ作品。

 また、萌え系で突出した魅力があったのが、初犬」。全3巻に渡って描かれたバイブ大好き少女との話が当時の人気をさらいましたが…話もエロも、今見ると少々物足りない感じ。

 女流作家のCuvieも、猛烈な執筆速度と安定した作風で人気を誇った一人。彼女の本は短編集ばかりで代表作は挙げづらいので、読むなら近作の方が良いかな。たまに描く貧乳ヒロインも上手かった。

 あと、特にオススメはしませんが、成年誌では珍しい長期連載作として、アイドル乱交物の師走の翁シャイニング娘。」、3姉妹ハーレム物のMGジョー隣のみなの先生」もありましたね。

 鬼ノ仁も有名なんですが、かなりアクの強い作風なのでオススメはしづらい。後に青年誌で活躍する東雲太郎なんかもいたけど、今あえて読むほどじゃないかな。

「わすれな ハイグレード版」ゼロの者
ダウンロード版
「初犬」犬
ダウンロード版

ゼロの者
「わすれな」より


「初犬」より

Cuvie
「Emotion」より

■嶺本八美 関谷あさみ あかざわRED 稍日向 國津武士

 2002年に創刊された「COMIC LO」に、業界中から才能が集結。以後、ロリコン漫画は尋常でない速度で進化していくんですが…その初期においてオススメしたいのは、嶺本八美無防備年齢宣言」。

 多少、陵辱チックな内容や、痛々しい部分もありますが、ロリコン漫画はこのくらい読者に痛みを強いてもいいと思う。特に業界随一のねちっこい愛撫は必見。この人の漫画には独特のエロさがある。

 和姦系では関谷あさみおとなになるまえに」が良かった。他、「くぱぁ」の第一人者とも言えるあかざわREDや、稍日向、ペド気味ですが國津武士(堀多磊音)あたりも印象に残ってます。

「無防備年齢宣言」嶺本八美
ダウンロード版

嶺本八美
「無防備年齢宣言」より

あかざわRED
「くぱぁりぞーと」より

稍日向
「かまってくれなくてもいいんだからねっ」より

■琴の若子 夕凪薫 あずまゆき 小林拓巳

 この時期の非成年には、特に際だった作家はいないんですが…当時好きだったのは、ロリ系の琴の若子奥さまDEナイト」。オーソドックスなラブラブ新婚モノとして、無難にまとまってましたね。

 あと、夕凪薫気になるルームメイト」も独特のむっちりした絵柄で人気があった。萌え系のあずまゆきも人気だった気がするけど、こちらはエロが極薄なので、もし読むなら成年誌時代の「こんいろ」あたりを。

 藤島康介チックな絵柄の小林拓己はエロが微妙。他、北河トウタジェームスほたて(小暮マリコ)佐野タカシも非成年で活躍しだすんですが…この辺はどうも代表作がない感じなんですよね。

「奥さまDEナイト」琴の若子
ダウンロード版

琴の若子
「奥さまDEナイト」より

夕凪薫
「気になるルームメイト」より

あずまゆき
「ボクの番台さん」より
後期

■如月群真 井ノ本リカ子 DISTANCE 師走の翁 尾崎未来 鳴子ハナハル 石恵

 一般漫画が完成した…というか、何年経っても古さを感じさせない、そういう普遍的な価値を獲得したのは80年代だと思うんですが、成年漫画がそれを獲得したのは、この時代ではないかと私は思う。

 むちむち系では、個人的にラブラブ和姦モノの井ノ本リカ子くすりゆびハニー」「A.My.Sweets」あたりが至高なんですが、世間的な評価では如月群真が圧倒的な支持を受けてました。

 彼の最高傑作は今のところ「舞FAVORITE」かな。他、業界最高峰のむっちり度を誇るDISTANCE美〜ちく」や、師走の翁JCエッチ」…このあたりはもう、作画・内容共に極まっていた。

 一般でも活躍する鳴子ハナハル少女マテリアル」も売れまくってましたが、エロ漫画としては微妙な収録作が多かったのは残念。ヤリマンヒロインが魅力の尾崎未来The Great Escape」も好きでしたね。

 新人だと、有馬侭がデジタル色が強い割にエロかったイメージ。他、いーむす・アキヤスイリオスケ中年養酒オヘペあたりも好きでしたが、上記の作家に比べると完成度は劣るかな。

 あと単行本が出るのはかなり先ですが、雑誌の表紙やカラー漫画での石恵の活躍振りも印象的でしたね。ぼっしぃさめだ小判など、似たタイプの作家は他にもいますが、存在感が飛び抜けてた。

「舞FAVORITE」如月群真
ダウンロード版
「くすりゆびハニー」井ノ本リカ子
ダウンロード版

如月群真
「舞FAVORITE」より

DISTANCE
「HHH トリプルエッチ」より

鳴子ハナハル
「少女マテリアル」より

■関谷あさみ 東山翔 鬼束直 佐々原憂樹 月吉ヒロキ 寄生虫 ゴージャス宝田

 ロリ系では、関谷あさみYOUR DOG」が一押し。女流ならではの細やかな感情表現が見事で、2000年代では最エロクラス。作者がその後、一般でメインに活動しているのが残念すぎる。

 また、雑誌「COMIC LO」の全盛期はこの頃だと思いますが、LO関連で一冊オススメするとしたら、長編の東山翔(アキリ)Gift」かな。和姦好きとしては鬼束直Lovable」も捨てがたい。

 他、LOには佐々原憂樹を始め、月吉ヒロキ朝木貴行バー・ぴぃちぴっと、劇画調もこなす雨がっぱ少女群、一般に行った緋鍵龍彦など、実に個性的な作家が揃ってました。

 ただ、一部を除いてデジタル色が強すぎるのは残念。むちむち系もそうなんですが、この時期以降の若手には、デジタルツールの弊害(滑らかすぎる描線や過度なグラデーショントーン)が目立ってくる印象。

 世代のせいもあると思うんですが、この手の作風にはどうしても多少の抵抗を感じてしまう。

 非LO系では、大ベテラン・寄生虫(増田晴彦)の同人誌をまとめた実姉モノ「R姉弟」、エロ漫画家をテーマにしたゴージャス宝田キャノン先生トばしすぎ」あたり、個性的な作風でオススメしたいところ。

「YOUR DOG」関谷あさみ
「Gift」東山翔
ダウンロード版

関谷あさみ
「YOUR DOG」より

鬼束直
「Lovable」より

寄生虫
「R姉弟」より

■西野映一 ぽんこつわーくす 春輝 彩画堂 中田ゆみ 松山せいじ

 非成年では、特に西野映一ツンな彼女がデレるまで」と、ぽんこつわーくす彼女日和」の2冊がエロかった印象。2人はその後も活躍してますが、最高傑作は今のところコレじゃないかな。

 他、桂正和チックな作画のインパクトで売れてた春輝、同人出身でデジタル色の強い彩画堂、後に萌えエロ雑誌で活躍する中田ゆみあたりもめぼしいところ。

 また、普段は一般誌で寸止め系ばかり描いている松山せいじの、割と貴重な成年誌連載「おねがいアンナ先生」もこの頃の作品。作者ががっつりセックスを描くことは少ないので、ファンは要チェック。

「ツンな彼女がデレるまで」西野映一
ダウンロード版

西野映一
「ツンな彼女がデレるまで」より

春輝
「秘書課ドロップ」より

彩画堂
「派遣のむうこさん」より
当時の広告

■実業之日本社(コミックキャンドール)

■竹書房(ドキッ!・ナマイキッ!・ビタマン)

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2013年06月23日|エロ漫画回顧録

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