◎「創刻のアテリアル」エウシュリー | |
| 冒頭から中二丸出しのテキストに何度も心を折られかけたんですが、ゲーム部分は面白かった。私は遊戯王ブームとかに一切乗らずに生きてきたので、カードゲーム自体が凄い新鮮。 ただ、この手のカードゲームって基本的に消耗戦というか。苦労して強いカードを出してもすぐ倒されちゃうし、まあ、その辺含めて駆け引きを楽しむものなんだろうけど、ちまちました感じが性に合わなかった。 でも、いつもの戦略SLG出してたら「ファイアーエムブレム」とかぶってたわけだし、これはこれで良かったと思う。シナリオは本当に出来の悪いラノベという感じでしたが。 あと、いつも感じるんだけど、このメーカーはユーザーの時間が無限にあるとでも思ってるんだろうか?一周が長いのはいつものことだけど、今作はヒロインエンドの分岐位置が早すぎてコンプリートする気が失せる。 「姫狩りダンジョンマイスター」なんかは複数のヒロインエンド条件を満たしてたら最後に選択肢が出て、選べる形だったから良かったけど…周回もサクサク進められるような心配りがあったし。 この点とシナリオについて、最近のエウシュリーはどんどん劣化してる気がします。 | ![]() |
| 3月 2012|2011|2010|2000年代|1990年代 | |
○「英雄*戦姫」天狐 | |
| 大凡作。大作ではあるんだけど、いろいろと微妙な点が多かったです。特に、戦略SLGなのに、侵攻していく勢力の順序を選べるだけで、分岐らしい分岐が皆無なのが致命的。 また、どうでもいいミニイベントが山のようにあるんですが、いちいちキャラを選択しないと見れないので、ひたすら面倒くさい。かといって、スキルやアイテム入手のために無視もしづらいし…要はテンポが最悪。 戦闘はそれなりに戦略性があり、ctrlでスキップもできるのでテンポ良く楽しめたし、システムや戦闘エフェクト等、細かいところは本当に良く出来てるんですけどね。 シナリオ、キャラ共に幼稚で、最後までテキストが頭に入ってこなかったのも残念。まあ、あまり期待しすぎなければ楽しめるとは思いますが、うーん…処女作みたいだし、次に期待かな。 | ![]() |
☆☆☆「ピスはめ!(上下巻)」師走の翁 | |
| どんな作家にも「旬」というものがあるとすれば、師走の翁は今、まさにそれを迎えようとしている一人だ。 最新作「ピスはめ!」では、生徒会長の命令で「ハメ撮り卒業アルバム」を制作することになった主人公による怒濤のエロ展開が楽しめるんですが、これは間違いなく作者の最高傑作でしょう。 それが今作の「売り」とはいえ、膨大なキャラの使い捨て方にはもったいなさも感じますが、そんなことが可能であること、それ自体に驚愕。結局、一番エロかったのもサブキャラ扱いの「道里先輩」だし。 まあ、「嘘喰い」丸出しの設定が出てきたり、終盤に無理やり寝取られ乱交をねじ込んだり(しかも寝取られ感はあまり感じない)…不満がない訳じゃないんですが、この人はもうこれでいいんだろうな、と思う。 それを描くことでモチベーションが保てるのなら。これだけの実力者が一般誌に浮気することもなく、15年以上もエロを描き続けている…さらには進化し続けている。それだけで猛烈に感謝です。 感情移入できるストーリーが描ける人ではないので、瞬間最大的なエロスは他の殿堂作家に劣るかもしれませんが、このクオリティのエロを、この密度で表現できる作家を私は他に知らない。 一番好きな作家でも、一番エロい作家でもない。だけども、今一番その筆に「凄み」を感じるエロ漫画家です。 | ![]() サンプル画像1 サンプル画像2 |
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☆「おねだりおんなのこ」BENNY'S | |
| これは…いつの間に、BENNY'Sはこんなにエロくなってんだ。これまでは絵柄こそ似てても、正直、井ノ本リカ子に比べて落ちるイメージだったんですが、久しぶりに読んでその成長振りに驚いた。 2人は一緒に住んだり、同人サークルで活動してる間柄で、昔から絵柄が似てるんですが…たまに一般誌で連載していた井ノ本リカ子と、ずっと成年誌で描き続けてきたBENNY'Sの差が出てきたのかなぁ、という感じ。 フィニッシュシーンの一枚絵で魅せる力は、まだ井ノ本リカ子に分があるかもしれないけど、それ以外の絡みの部分のエロさはBENNY'Sの方が勝ってると思う。 表紙がちと奇乳気味で損してる気がしますが、中身はそんなこともなく、ロリ系の女の子も多かったです。童顔巨乳を描かせたら、業界でもトップクラスの勢い。足コキシーンとかも実に良かった。 | ![]() サンプル画像 |
| 2月 2012|2011|2010|2000年代|1990年代 | |
☆☆「ランス・クエスト マグナム」アリスソフト | |
| 昨年8月に発売された「ランス・クエスト」のアペンドディスク。システムが調整されてかなり遊びやすくなってる上、追加されたシナリオも良い出来なので、これから遊ぶ人はセットでの購入をオススメします。 価格の割にボリュームもあり、大満足。ALICE教についてかなり掘り下げられた内容で、クルックー等、謎のまま残っていた伏線が回収されてたり、サブキャラのテキストも拡充されてる。 特にモルルン周りの設定変更によって、育成がしやすくなったのが個人的に嬉しい。無印では周回プレイはする気になれませんでしたが、これなら長いこと遊べそうです。 | ![]() ダウンロード版 |
◎「初愛」田中ユタカ | |
| 純愛エロ漫画の大家であり、管理人が青春時代最も抜いたであろう田中ユタカの久々の新作。「愛しのかな」とかセックスありの作品は描いてたけど、この手のエロ漫画としては「ときめきエッチ」以来7年振り? 相変わらずラブラブ和姦のオンパレードで、衰えてないなぁ…って感じなんですが、絵柄はちょっと変わりましたね。大人向けというか。上手くはなってるんだけど、抜かせる力は弱くなった気がしないでもない。 いや、変わったのはむしろ、この程度のエロでは満足できなくなった自分の方かな。とにかく、往年のファンは買って損なし。また、各話冒頭のみですが、DMMでサンプル画像がかなり見れますので、参考までに。 | ![]() サンプル画像 |
☆☆「R姉弟(上下巻)」寄生虫(増田晴彦) | |
| 寄生虫と書いて「よりうむし」と読む。元々は80年代に漫画ブリッコで活躍していた作家で、その後わりとすぐ一般少年誌に移り、増田晴彦名義で「輝竜戦鬼ナーガス」等を描いていた大ベテランです。 そんな彼が最近、成年コミックに舞い戻ってるんですが、そのエロさがちょっと凄い。特に近親相姦モノである「R姉弟」が絶品で、2009年に発売された「上巻」は早くもプレミアが付いてるほど。 これは商業誌でなく、同人誌で発表された作品をまとめたものなので、知らない方も多いと思います。私自身、長いこと完全にスルーしておりました。「下巻」の方がエロイので、そちらから購入するのもアリかと。 内容自体は、まあ普通の近親モノなんですが、特筆すべきは80年代の少年漫画を彷彿とさせる、軽い劇画風のタッチ。現在の萌え系全盛の時代においては非常に新鮮で、神々しさすら感じられます。 最近の作家で言うと、大和川とか天竺浪人あたりが絵的に近いだろうか。基本ロリ系なので、その辺で好き嫌いは別れると思いますが、表情や体位・構図等、実に上手い。 まったく、20年越しにとんでもないカムバックをしてくれたもんです。だいたいエロ漫画家が一般に行くとエロくなくなったり、逆に少年漫画家がエロ漫画に来ても成功しないもんなんですけどね。 まだ私も衝撃を受けてるところで、今後、評価が変わるかもしれませんが、ちょっと殿堂作家として応援していきたい。ちなみに復帰後第1作の「魅せられた狩人」はイマイチでした。 | ![]() ダウンロード版 |
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| 1月 2012|2011|2010|2000年代|1990年代 | |
○「BUNNYBLACK2」ソフトハウスキャラ | |
| メーカー初の続編てことで期待してたんですが、うーん…MAPに罠が表示されたりとか、前作より進化してるっちゃしてるんですけど、その進化具合がショボすぎる。 雇用できる魔物は多い割に、使えるユニットはほとんど決まっちゃってるし、地図スキルがないとMAPが見えないとか訳の分からない縛りはそのままなので、自由にパーティーが組めないのが痛い。 控えにほとんど経験値が入らないから、弱いキャラの育成もしづらいし。要はゲームバランスの取り方が悪いんだと思うけど、ゲームの面白さに全く繋がらない部分でイライラさせられることが多かった。 例えば、迷宮に潜る度にポイントを使って拠点への帰還やステータス強化が出来るんですが、中ボス戦でステータスを強化すると帰還ができなくなるから、戦闘後にいちいち歩いて帰らなきゃならなかったり…。 また、敵ドロップ素材を使って依頼をこなす要素が追加されたんですが…素材が全然溜まらず、1周目クリアまでに達成した依頼がたったの2個。テストプレイとかしてないんだろうか。 まあ、何だかんだでMAPを埋めるのは前作より楽しかったし、1周目はそれなりに楽しめましたが、これ以上の続編はいらないかな。 | ![]() |










